📗ことわざから成功者に必要な考えを学ぶ

　日本に伝わる様々なことわざ、慣用句、四字熟語を紹介します。その中でも、あなたが成功者になるための考えを身に着けるために重要な学びとなるものは、特に赤で目立つように表示していますので参考にしてください。

合縁奇縁(あいえんきえん)

相性の合う合わないの事。

曖昧模糊(あいまいもこ)

あやふやなこと。

青菜に塩(あおなにしお)

落ち込むこと。成功は簡単ではない。七転八起も見よ。

秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)

秋は日が短いこと。

悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

悪い事をしてはいけないという事。悪い噂はすぐ広まり、そういう商売は長く続けられないからだ。

悪戦苦闘(あくせんくとう)

困難の中で努力すること。臥薪嘗胆も見よ。

足が重い(あしがおもい)

気が進まないこと。率先垂範も見よ。

足が付く(あしがつく)

行方が分かること。

足が出る(あしがでる)

予算を超えること。すなわち利益が減り、場合によっては赤字になる事。

頭が上がらない(あたまがあがらない)

引け目を感じること。客は引け目を感じると店に金を落とす。すなわち先にもてなせ。火中の栗を拾うも見よ。

頭が下がる(あたまがさがる)

尊敬すること。

頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)

自分の事をきちんとしろということ。

頭を抱える(あたまをかかえる)

困ること。しかし何か解決策があるはずだ。快刀乱麻も見よ。

頭を突っ込む(あたまをつっこむ)

仲間になること。仲間意識が芽生えると、客はあなたに心を開く。すなわち客を誉めよ。しかし、お世辞は好ましくない。巧言令色も見よ。

悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)

悪がはびこると善が委縮すること。

羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)

失敗に懲りて必要以上に用心すること。必要以上というのはもったいない。コスパを考えよ。

阿鼻叫喚(あびきょうかん)

残酷なこと。

虻蜂取らず(あぶはちとらず)

2つの作業を同時にやろうとして、どちらも失敗すること。たとえ失敗しなくとも、質が落ちたり、かえって時間がかかったりするため、順々に終わらせていく方が良い。しかし長時間かかる作業の場合には、集中力を維持するために、切りの良い所で中断し、交互に進めていく方法もお勧め。

雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

問題が発生したが、それが解決し、前より良くなること。給料が少ない問題を解決するには商売を始める事だ。ピンチはチャンス。

蟻の這󠄀い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)

警戒が厳しいこと。

暗中模索(あんちゅうもさく)

分からないまま手探りで行動すること。それではいつ成功できるか分からない。だから分からない事は調べよ。調べても分からない事は専門家に聞け。

唯唯諾諾(いいだくだく)

言いなりになること。

意気揚揚(いきようよう)

自信満々で行動する様子のこと。成功に必要な要素の1つと言える。

意気地(いくじ)

やりとげようとする力のこと。成功には意気地がいる。

異口同音(いくどうおん)

みな同じ事を言うこと。売れる商品を作るためには世間の声に耳を傾ける事も、時には重要だ。さもなくば需要の無い商品が完成してしまうかもしれない。

石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

辛抱すれば成功するということ。臥薪嘗胆も見よ。

医者の不養生(いしゃのふようじょう)

口だけなこと。口より手を動かすべし。不言実行も見よ。

偉丈夫(いじょうふ)

優れた男のこと。

衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)

金銭的に成功すると、人としても大きくなること。優しくできないのは生活が苦しいせいもある。ならば成功しよう。

以心伝心(いしんでんしん)

心で伝えること。これは商売では難しい。商品を売りたいなら、とにかく言葉や文章で積極的に客と接触せよ。

急がば回れ(いそがばまわれ)

余裕を持って行動せよという事。焦ったり慌てたりすると失敗を招くからだ。しかし、あまりだらだらするのも良くない。光陰矢の如しも見よ。

痛し痒し(いたしかゆし)

どうすれば良いか分からない事。暗中模索も見よ。

一言居士(いちげんこじ)

必ず口を出す人のこと。部下を信用し、仕事を任せよ。何もかも指示していたら時間がもったいない。時は金なりも見よ。

一期一会(いちごいちえ)

二度と会わないと思うこと。売って終わりではもったいない。また来たいと思ってもらえる商売をせよ。

一日千秋(いちじつせんしゅう)

待ち遠しいこと。しかし待っているだけでは成功はやってこない。すなわち行動するべし。果報は寝て待ても見よ。

一汁一菜(いちじゅういっさい)

質素な食事のこと。おなかいっぱいになると眠くなり生産性が落ちる。腹八分目を心がけて集中力を維持せよ。しかし質素な食事も度を超すと栄養が不足し、逆にやる気が出ない。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)

休む暇がないほど次々に問題が起こること。休む暇がほしいなら問題を解決するだけでなく、また同じ問題が起きないようにするにはどうすれば良いか、時間をかけてでも対策を考えよ。そうすれば次第に問題は減っていき、そのうち休む暇ぐらいはできるだろう。

一部始終(いちぶしじゅう)

成り行きのこと。

一網打尽(いちもうだじん)

犯人全員を一気に捕まえること。

一陽来復(いちようらいふく)

悪い事が続いた後に良い事が起きること。生きていれば良い事もあるさ。そして学ぶ事で良い事は増えていく。しかし何を学ぶかも重要だ。お勧めは商売を学ぶ事だ。

一蓮托生(いちれんたくしょう)

運命を共にすること。

一喜一憂(いっきいちゆう)

状況が変化するたびに喜んだり心配したりすること。人生においては当たり前の事だが、為替や株の長期投資を行う者にとっては控えるべき行動。長期投資とは国や企業が長期的に見て成長し、将来その通貨や株価が値上がりする事を見込んで、安いうちに購入して気長に儲けを待つ手法だが、世界情勢や政治、経済の動きの影響で、その国または企業の実力とは無関係に通貨や株が一時的に値下がりする事がよくあり、このような値動きに一喜一憂して計画にない売買を行う事は、将来的にまだまだ値上がりが期待できる通貨や株を中途半端な値段で手放してしまったり、購入から日が浅い場合には、買値より安値で手放す事にもつながる。さらに「売買手数料を節約できる」「売買にかける時間が節約できる」といった長期投資の利点を十分に活用できないためお勧めしない。

一気呵成(いっきかせい)

一気に仕上げること。コツコツやる事も大事だが、お金の力を使えば成功を加速させる事ができる。あなたも若いうちに成功したいなら、成功を加速させる事にお金を使おう。

一騎当千(いっきとうせん)

才能が秀でていること。

一挙一動(いっきょいちどう)

動作のこと。

一挙両得(いっきょりょうとく)

わずかな労力で多くの利益を得ること。サラリーマン、公務員、局アナ、勤務医、勤務弁護士、どんな職業に就いても一挙両得は難しい。私たちが目指すべきは一挙両得が可能な、自営業、会社所有、または投資家だ。

一刻千金(いっこくせんきん)

時間は大切ということ。時は金なりを見よ。

一瀉千里(いっしゃせんり)

はかどる事。

一生懸命(いっしょうけんめい)

真剣にやること。成功するために重要な考え。

一触即発(いっしょくそくはつ)

緊迫した状況のこと。

一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)

弱者でも侮るなということ。

一石二鳥(いっせきにちょう)

一つの行動で二つの成果を得ること。商売をするとお金が手に入り、頭も良くなるため、一石二鳥だ。

一知半解(いっちはんかい)

知識が十分に無いこと。世の中知らないことがあってもへっちゃらさ。知らない事は学べば良いだけだ。まずは、あなたの商売に必要な知識から順に学んでいこう。

一朝一夕(いっちょういっせき)

短時間のこと。

一刀両断(いっとうりょうだん)

決断が早いこと。あれこれ悩んでなかなか決められない人よりも、直感で決めてすぐ行動する人の方が成功しやすい。優柔不断も見よ。

犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)

行動は経験になるということ。失敗は成功のもとも見よ。

命あっての物種(いのちあってのものだね)

命が一番大切ということ。成功者は健康にも気をつかう。どんなに金を持っていても死んだら使えないからだ。死んで花実が咲くものかも見よ。

井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

知識が少ないこと。成功したいなら、少なくともやろうとしてる商売のノウハウは学ぶべし。

威風堂堂(いふうどうどう)

威厳があって立派なこと。

意味深長(いみしんちょう)

深い意味。

因果応報(いんがおうほう)

良い事をすると良い事が起こり、悪い事をすると悪い事が起こること。良い商売は繁盛し、悪い商売は廃れる。客は気に入った店には何度も通うが、気に入らない店には二度と行かない。

慇懃無礼(いんぎんぶれい)

うわべは礼儀良く心で見下すこと。成功したいなら人の長所を見つけ敬う能力を得よ。心は顔に出る。

隠忍自重(いんにんじちょう)

苦しみにぐっと耐えて、軽はずみな行動をしないこと。

有為転変(ういてんぺん)

常に変化していくこと。商売を長期にわたって成功させるためには、世の中の変化に合わせて、あなたの商売も柔軟に形を変えていく必要がある。

魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)

好意は好意を呼ぶということ。すなわち成功したいなら、客を大切にするべし。火中の栗を拾うも見よ。

魚の木に登るごとし(うおのきにのぼるごとし)

無謀なこと。

烏合の衆(うごうのしゅう)

統制がない集団のこと。

右顧左眄(うこさべん)

周囲を気にして決断できないこと。

雨後の筍(うごのたけのこ)

相次ぐこと。

氏素姓(うじすじょう)

家柄のこと。成功は家柄ではなく、あなたのやる気次第だ。行動せよ。

牛の歩み(うしのあゆみ)

遅いこと。光陰矢の如しも見よ。

有象無象(うぞうむぞう)

くだらない物のこと。

有頂天(うちょうてん)

喜びで夢中になること。盛者必衰も見よ。

腕が鳴る(うでがなる)

自信がありワクワクすること。自信が欲しいなら学ぶべし。

腕に磨きをかける(うでにみがきをかける)

練習すること。

腕をこまぬく(うでをこまぬく)

行動しないこと。成功したいなら行動せよ。

鵜の真似する鴉(うのまねするからす)

能力がないのに人の真似をして失敗すること。しかし失敗を恐れては成功できない。失敗は成功のもとも見よ。

馬には乗ってみよ、人には添うてみよ(うまにはのってみよ、ひとにはそうてみよ)

やれという事。成功者と庶民の分かれ道は、やるか、やらないかだ。失敗は成功のもとも見よ。

海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)

海魚は腹から、川魚は背から包丁を入れること。

海千山千(うみせんやません)

経験が豊富でずる賢いこと。あなたの商売を成功させるために知恵を絞ることは大事だが、客やライバルをだまして陥れる事は控えよ。そのような商売は成功しにくいし、成功しても長続きしない。というか犯罪だ。

紆余曲折(うよきょくせつ)

すんなりいかないこと。

雲散霧消(うんさんむしょう)

消え去ること。

栄枯盛衰(えいこせいすい)

栄えたり衰えたりすること。

会者定離(えしゃじょうり)

必ず別れの時が来ること。別れあれば出会いあり。元気を出せ。

海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)

小さな費用で大きな利益を得ること。商売によっては小さな費用で大きな利益を得られる。例えばIT企業などが良い例だ。成功したいなら、このような商売を始めよ。

岡目八目(おかめはちもく)

部外者の方が当事者よりも良く分かること。

小田原評定(おだわらひょうじょう)

意見が分かれて決定できないこと。優柔不断も見よ。

同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)

苦楽を共にすること。

鬼の首を取る(おにのくびをとる)

手柄を立てること。

帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)

役に立たないこと。

溺れる者は藁をもつかむ(おぼれるものはわらをもつかむ)

あまりの窮地に慌てて無意味な行動をすること。

終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)

結果が重要ということ。商売は結果が全てだ。成功したいなら、結果につながらない努力を廃し、結果につながる行動に集中せよ。

温故知新(おんこちしん)

古い教えから学ぶこと。成功したいなら、すでに成功している人から学べ。

飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)

かわいがっていた者に裏切られること。

甲斐性(かいしょう)

やりとげようとする力のこと。成功には甲斐性がいる。

快刀乱麻(かいとうらんま)

解決すること。問題は原因を突き止め、取り除けば解決する。しかし成功したいなら、その問題解決のコスパも考えるべし。無頓着も見よ。

隗より始めよ(かいよりはじめよ)

簡単な事から始めよということ。ノウハウが無いまま大掛かりな商売をやろうとすると準備に時間がかかりすぎて開業のめどが立たない。品質より納期を重視せよ。経験を積めば品質は自然に上がっていくだろう。

顔が利く(かおがきく)

無理を言えること。

顔が立つ(かおがたつ)

世間に顔向けできること。しかし成功したいなら、あまり世間を気にしない方が良い。なぜなら世間の考えと成功者の考えは異なるからだ。

顔を貸す(かおをかす)

付き合うこと。しかし付き合いは選んだほうが良い。朱に交われば赤くなるも見よ。

顔を繋ぐ(かおをつなぐ)

関係を保つこと。客と顔を繋ぐべし。すなわち定期的に催しを行い、連絡を絶つべからず。

学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)

知識の量は、学びの量で決まること。成功したいなら、商売の基礎ぐらいは学ぶべし。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

成功のために苦労を重ねること。成功者のためにあるような言葉だ。苦労すればするほど成功は近づく。成功者はたいてい庶民の何倍も苦労していて、その苦労が報われる日が来ると信じている。ただし、ここで言う苦労とは、成功のために必要な事を学び、実践する事を指す。

佳人薄命(かじんはくめい)

美人は不幸であること。しかし不細工の方がよほど不幸と思うのは私だけだろうか。しかし、あなたがどんなに美人だろうと、その美貌は歳とともに失われてゆくものだという事を理解せよ。ゆえに周囲にちやほやされても、あまり調子に乗らず謙虚に性格美人であれ。

火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)

他人の利益のために、負担を惜しまないこと。客はあなたに感謝し、また来るだろう。

花鳥風月(かちょうふうげつ)

美しい景色のこと。

勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)

油断するなということ。盛者必衰も見よ。

我田引水(がでんいんすい)

自分の利益のみ考えて行動すること。あなたが成功するために排除すべき考え。あなたの利益も大事だが、客の利益を考える事が成功につながる。火中の栗を拾うも見よ。

鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)

実力を疑うこと。

蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)

人は力量に合う言動をするということ。しかし成功したいなら力量を超える言動をせよ。そうすれば力量が上がっていく。

金のわらじで捜す(かねのわらじでさがす)

探し回ること。

禍福はあざなえる縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)

未来は誰にも分からないという事。畳の上の怪我も見よ。

果報は寝て待て(かほうはねてまて)

行動すれば成功がやってくるという事。ここでの行動とは、成功のための学びと実践だ。

亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)

経験は重要ということ。

画竜点睛(がりょうてんせい)

仕上げのこと。

枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)

無いよりマシなこと。

夏炉冬扇(かろとうせん)

役に立たないこと。

かわいい子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)

子供がかわいいならあえて厳しくせよという事。あなたが成功して、子供も成功させたいなら、欲しがる物を何でも与えるのではなく、自分の力で手に入れる事を教えよ。究極は遺産相続を必要最小限にとどめ、残りは、あなたが信頼する団体へ寄付せよ。

感慨無量(かんがいむりょう)

感動すること。

眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす)

本質を理解すること。商売の本質は人を幸せにすることで、これに反する商売は続かない。

勧善懲悪(かんぜんちょうあく)

善を勧め、悪を懲らしめること。

肝胆相照らす(かんたんあいてらす)

分かりあうこと。

邯鄲の夢(かんたんのゆめ)

人生は短いという事。時は金なりも見よ。

艱難辛苦(かんなんしんく)

苦しみ悩むこと。

気宇壮大(きうそうだい)

大規模なこと。

奇貨居くべし(きかおくべし)

機会を逃すなという事。勝機がいつやってきても逃さないように準備せよ。

危機一髪(ききいっぱつ)

危機に陥る寸前のこと。

奇奇怪怪(ききかいかい)

とても奇怪なこと。

起死回生(きしかいせい)

危機的な状況を立て直すこと。コンサルティングの腕の見せ所だ。

雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい)

余計な事を言うなという事。

疑心暗鬼(ぎしんあんき)

疑い始めると他の事も信じられなくなること。変な商品を売りつけて客の信用を無くしたら、その後あなたが心を入れ替えて商品を一新したとしても、店の信用を取り戻すには長い年月がかかるだろう。成功したいなら客を大切にするべし。火中の栗を拾うも見よ。

奇想天外(きそうてんがい)

奇抜なこと。

木で鼻をくくる(きではなをくくる)

そっけないこと。

喜怒哀楽(きどあいらく)

喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだりといった人間のいろいろな感情のこと。

木によりて魚を求む(きによりてうおをもとむ)

方法を間違えると目的を達成できないこと。成功にも方法がある。我流はやめよ。

牛飲馬食(ぎゅういんばしょく)

大量に飲み食いすること。たまには良いが、成功したいなら腹八分目を心がけるべきだ。おなかいっぱいになると眠くなり生産性が落ちるためお勧めしない。

九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)

細かいこと。四捨五入も見よ。

九死一生(きゅうしいっしょう)

ほとんど助からない状況で奇跡的に助かること。

牛耳をとる(ぎゅうじをとる)

主導権を握ること。自営業を始めれば会社の主導権はあなたのものだ。

旧態依然(きゅうたいいぜん)

進歩がないこと。成功には進歩が必要だ。進歩を続けて商売をどんどん成長させよう。

急転直下(きゅうてんちょっか)

急に解決すること。快刀乱麻も見よ。

驚天動地(きょうてんどうち)

世間を驚かすこと。これはブルーオーシャンにつながる。しかしブルーオーシャンは大企業や一握りの天才が長期間かけて作り上げるものであるため、凡人が取るべき戦略ではない。手っ取り早く成功したいなら、すでに成功している人を真似よ。

興味津津(きょうみしんしん)

興味が尽きないこと。何か興味を持て。興味は学びの原動力となり、学びは成功への道を開くカギとなる。

虚虚実実(きょきょじつじつ)

色んな戦略で戦うこと。商売でも戦略は重要だ。

曲学阿世(きょくがくあせい)

不正な主張で支持を得て力を付けること。商売は正正堂堂とせよ。

虚心坦懐(きょしんたんかい)

素直なこと。成功の近道はメンターを付ける事だ。そして、あなたの意見が彼と異なる時は、素直に従う事だ。なぜなら、彼はあなたより数段高い成功ノウハウを持っているし、あなたと接した中で、あなたの成功を阻む要因を突き止めていて、そのうえで助言しているからだ。

漁夫の利(ぎょふのり)

第三者が利益を奪うこと。

清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)

決断すること。

騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)

年には勝てないという事。春秋に富むも見よ。

軌を一にする(きをいつにする)

真似すること。簡単に成功するには、すでに成功している人の真似をすれば良い。しかし時には自ら考える事も重要だ。1から10まで真似したら、さすがに訴えられるだろう。

錦衣玉食(きんいぎょくしょく)

贅沢に暮らすこと。成功すれば可能だ。

金科玉条(きんかぎょくじょう)

主張が強いこと。商売にはある程度のこだわりは大事だが、主張が強すぎると需要が下がるためバランスが大事だ。

空前絶後(くうぜんぜつご)

珍しい出来事のこと。

口が重い(くちがおもい)

無口なこと。商売は意思疎通が大事だ。以心伝心も見よ。

口が減らない(くちがへらない)

ああ言えばこう言うこと。客は良く分からない商品は買わない。すなわち客に質問させて、商品を知ってもらうべし。もちろん嘘はよろしくない。客は商品の長所も短所も知って納得して買っていくのだから。

口八丁手八丁(くちはっちょうてはっちょう)

喋る事もやる事も達者なこと。

口を割る(くちをわる)

白状すること。

愚の骨頂(ぐのこっちょう)

最も愚かなこと。

群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)

権力争いのこと。

傾蓋の友(けいがいのとも)

初対面で親しくなること。

鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)

脱サラして独立せよということ。偉人が私たちを激励している。謹んで応えよう。

螢雪の功(けいせつのこう)

学んで成果が出ること。学びは成功への道を開くカギとなる。

軽佻浮薄(けいちょうふはく)

軽はずみなこと。言動には根拠があると良い。

怪我の功名(けがのこうみょう)

失敗したおかげで良い事が起こること。結果として得する事になるが、それは偶然の出来事であり、普通は失敗したら悪い事が起こるため、失敗したこと自体は反省すべきである。

逆鱗に触れる(げきりんにふれる)

目上の人を激怒させること。

月下氷人(げっかひょうじん)

仲人のこと。

犬猿の仲(けんえんのなか)

相性が悪いこと。

絢爛豪華(けんらんごうか)

美しく華やかなこと。

光陰矢の如し(こういんやのごとし)

時間がたつのは早いということ。成功に焦りは禁物だが、あまりゆっくりしている時間もない。時間というものは、あなたがどこで何をしているかに関係なくどんどん過ぎ去っていく。

後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)

事前に良く考えよということ。しかし済んだ事は取り返しがつかないため、それ以上考えても時間がもったいないだけだ。過ぎた事より、これからの事を考えるべし。失敗は成功のもとも見よ。

厚顔無恥(こうがんむち)

図々しくて、恥知らずなこと。成功するために時には必要な考え。しかし他人に迷惑をかける事は成功に逆行する行為のため控えよ。

綱紀粛正(こうきしゅくせい)

厳しく取締ること。

好機到来(こうきとうらい)

絶好の機会が来ること。例えば、あなたの店を気に入る金持ちが現れること。しかし、その時あなたがまだ商売を始めていなかったら、彼はどこかへ行ってしまう。つまり好機をつかむには、それを受け入れる準備が必要。

巧言令色(こうげんれいしょく)

媚びを売ること。自分の気持ちに嘘をつくのはほどほどに。本心で褒めるのは良いが、思ってない事を言うとヘマをする。例えば不細工を自覚する者に美しいと言っても、お世辞はバレバレだ。

荒唐無稽(こうとうむけい)

でたらめなこと。

郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)

組織では、そこのやり方に従えということ。ローマではローマ人がするように行動しなさい。サラリーマンは何かと窮屈だ。これを変えるには幹部を目指すか、脱サラして成功するしかない。

弘法も筆の誤り(こうぼうもふでのあやまり)

天才も失敗するという事。人間は失敗する。だから機械やコンピューターに仕事を任せる事は良い考えだ。

高木は風に折らる(こうぼくはかぜにおらる)

成功者は、ねたまれるため楽でないこと。馬耳東風も見よ。

公明正大(こうめいせいだい)

公明で正大なこと。

呉越同舟(ごえつどうしゅう)

仲の悪いもの同士が行動を共にすること。サラリーマンの悩みの一つ。解決法は脱サラして成功する事だ。

虎視眈眈(こしたんたん)

機会を狙うこと。成功の機会がいつ来ても良いように準備せよ。

後生大事(ごしょうだいじ)

物を大切にすること。これは出費が減るだけでなく、地球環境を守る効果もある。しかしエスカレートすると何も捨てられなくなって窮屈になるため、バランスが大事だ。

故事来歴(こじらいれき)

言い伝えのこと。今まで伝わってきたという事は、それだけ信ぴょう性があるという事だ。

五臓六腑(ごぞうろっぷ)

内臓のこと。

孤立無援(こりつむえん)

誰も助けてくれないこと。成功は自分との戦いだ。

五里霧中(ごりむちゅう)

どうすれば良いか分からない事。暗中模索も見よ。

言語道断(ごんごどうだん)

問題外。

塞翁が馬(さいおうがうま)

未来は誰にも分からないという事。畳の上の怪我も見よ。

歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)

時間がたつのは早いということ。光陰矢の如しを見よ。

才色兼備(さいしょくけんび)

天才で顔も美しいこと。

酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)

適量の酒は健康に良いという事。しかし医学的にはそうでもなく、少し飲んだだけで具合が悪くなる人もいる。しかし酒の力を借りれば、人脈を広げたり、本音を聞き出したり、ストレスを解消したり、嫌な事を忘れたりできる。しかし酔っている時は、思考力や運動能力が低下するため、大事な約束や仕事はしない方が良い。また酔っている時に行った作業は、しらふで再確認した方が良い。

雑魚寝(ざこね)

大勢で寝ること。

鯖󠄀の生き腐り(さばのいきぐさり)

サバはすぐ腐るということ。新鮮に見えても食中毒を起こすから気を付けよ。

去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)

親しくても会わないと疎遠になること。逆に親しくなくても密に接すると親しくなる。すなわち客と密に接触せよ。

三寒四温(さんかんしおん)

冬に寒い日が3日続くと、その後暖かい日が4日続く現象のこと。

三顧の礼(さんこのれい)

目上の人が丁寧に頼むこと。部下を育てたいなら大切に扱え。

三三九度(さんさんくど)

新郎新婦が酒を酌み交わす儀式のこと。

三三五五(さんさんごご)

あちこちに散らばっていること。

山紫水明(さんしすいめい)

美しい景色のこと。

三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)

大勢で考えれば良い知恵が出るということ。困ったときは、たいていそれを解決できる人がどこかにいるので、彼を頼るべし。

三位一体(さんみいったい)

キリストと、その父、聖霊の三体を、一体の神であるとする教えのこと。

歯牙にかけぬ(しがにかけぬ)

問題にしないこと。無頓着も見よ。

鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)

利益を得る事に集中すると他の余裕がなくなること。我田引水も見よ。

自給自足(じきゅうじそく)

暮らしに必要な物を社会に頼らずに自分で用意すること。これは経済成長に逆行する行為であり、あなたが成功するためには排除すべき考えである。

試行錯誤(しこうさくご)

いろいろ試すこと。ある意味で成功が遠のく考え。試行錯誤せずに先人が開拓した正攻法を学んだ方が早く成功できるだろう。

自業自得(じごうじとく)

良い事をすると良い事が起こり、悪い事をすると悪い事が起こること。因果応報を見よ。

獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)

組織に損害を与える構成員のこと。経営者にとって頭の痛い問題だ。商売がある程度軌道に乗るまでは、あなた1人で頑張った方が良いかもしれない。

子子孫孫(ししそんそん)

子孫代々。

四捨五入(ししゃごにゅう)

細かい事は気にしないこと。成功したいなら成功に必要な事に集中せよ。あなたの暮らしから成功に関係ない事をいくつ排除できるかで成功までの年月が決まる。

時節到来(じせつとうらい)

良い機会に恵まれること。あなたが成功できたのは、たまたまついていたからだ。実力を過信せず努力を怠るべからず。

自然淘汰(しぜんとうた)

環境に適応できない者は生存競争で生き残れないという説。将来にわたって豊かな暮らしを維持するためには、世間の動向を読み、適切な備えをしていく事も重要だ。

七転八起(しちてんはっき)

何度失敗しても挑戦を続けること。失敗は成功のもとも見よ。

十中八九(じっちゅうはっく)

間違いないこと。

失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)

失敗すると、その経験を次に活かせるので、成功に近づくという事。成功者はみな何度も失敗していて、失敗が多いほど成功に近づく。だから挑戦を続ければいつか成功する。しかし挑戦をやめたら成功はない。

疾風迅雷(しっぷうじんらい)

素早いこと。

実力伯仲(じつりょくはくちゅう)

互角のこと。

四面楚歌(しめんそか)

そこらじゅう敵だらけのこと。

蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

分からない事は専門家に聞けということ。あなたが何日も悩んでいる事でも、その道のプロならすぐ解決する事も多いだろう。

縦横無尽(じゅうおうむじん)

自由自在に行動すること。自営業は縦横無尽だ。

衆人環視(しゅうじんかんし)

多方から注目されること。

十人十色(じゅうにんといろ)

世の中には色んな人がいて、みな考えや好みが違うこと。あなたがどんなに素晴らしい商品を販売していても、全ての人に買ってもらうのは難しい。より多くの人に売る努力をするよりも、あなたの商品を気に入ってくれた人に最大限の満足を与える努力をして、何度も買ってもらう方が好ましい。

愁眉を開く(しゅうびをひらく)

心配事がなくなること。心配事はほとんどお金で解決できる。ならば成功して金持ちになろう。

自由奔放(じゆうほんぽう)

世間を気にせず好きにすること。成功すれば、そういう暮らしもできる。

酒池肉林(しゅちにくりん)

派手に遊ぶこと。成功すれば可能だ。

出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)

弟子が師より優れること。これは珍しい事ではない。雲の上の存在と思っていたメンターでも、その教えを真摯に学び、実践するうちに手の届く存在となり、さらに努力を続ければ、彼を超える事もできよう。

朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)

付き合いを選べということ。成功したいなら、成功者と接し、庶民と接触を絶て。そうすれば成功者の考えが身に付き、庶民の考えは廃され、成功が見えてくる。

春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)

若いこと。若さは武器だ。学びも実践も若い方が効果が早い。しかし少年老い易く学成りがたしも見よ。

盛者必衰(じょうしゃひっすい)

栄えている者も、いつか衰えること。成功しても油断していると、新しい成功者の誕生によってあなたは貧乏になってしまう。常に新しい事に注目し、学びを怠るべからず。

情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)

事情を考慮して手加減すること。

正真正銘(しょうしんしょうめい)

本物であること。

少年老い易く学成りがたし(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

時間を惜しんで学べという事。若い時期は、あなたが思っているほど長くない。よって成功したいなら、のんびりしている時間はない。光陰矢の如しも見よ。

正念場(しょうねんば)

重要な局面のこと。成功を目指す者にとっては、成功するまでが正念場。つまり今が正念場。行動せよ。

枝葉末節(しようまっせつ)

主要でない部分のこと。早く成功したいなら本質でない部分にこだわるな。それは成功してからでも遅くない。

諸行無常(しょぎょうむじょう)

変わらない物など無いということ。人間も時とともに考えが変わる。今日売れなかった物も、明日は買ってくれるかもしれない。

人口に膾炙する(じんこうにかいしゃする)

評判になること。成功したいなら、客を満足させ良い噂を広めよ。

真骨頂(しんこっちょう)

本当の姿のこと。

辛酸をなめる(しんさんをなめる)

苦しむこと。

人事不省(じんじふせい)

意識不明になること。

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)

あちこちで出没すること。

信賞必罰(しんしょうひつばつ)

賞罰を正しく与えること。あなたの会社を維持、成長させるために重要な考え。会社に利益をもたらした社員には相応の報酬、昇格を与え、会社に損害をもたらした社員には相応の降格を与える。これで社員はみんな成長し、会社を愛し、辞めにくくなる。

針小棒大(しんしょうぼうだい)

大げさに言うこと。商品を売るためとはいえ、誇大広告は違法のため控えよ。度が過ぎると警察沙汰になる。

新進気鋭(しんしんきえい)

新たに現れて勢いがあること。

身体髪膚(しんたいはっぷ)

体は大切にすべきということ。成功者は健康にも気をつかう。どんなに金持ちでも、病気になったら幸せとは言えないからだ。

新陳代謝(しんちんたいしゃ)

古いものが新しいものに入れ代わること。新しい考え、新しいノウハウ、新しい技術、新しい機械を取り入れて、あなたの商売を飛躍させよう。

死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)

死んだらおしまいという事。私たちは命が助かるならいくらでも払う。命あっての物種も見よ。

森羅万象(しんらばんしょう)

この世に存在する全ての物事のこと。

酔生夢死(すいせいむし)

成功する前に死ぬこと。光陰矢の如しも見よ。

過ぎたるは及ばざるがごとし(すぎたるはおよばざるがごとし)

やりすぎは良くないという事。利益を最大化するために過不足をなくし適度を見極めよ。例えば品質を下げ過ぎると売れないが、上げ過ぎると経費も上がり儲からない。例えば値段を上げ過ぎると売れないが、下げ過ぎると売上も下がり儲からない。

青雲の志(せいうんのこころざし)

社長を目指すこと。自営業を始めれば、あなたは社長だ。

晴耕雨読(せいこううどく)

田舎で暮らすこと。成功すれば田舎でも都会でも好きな所に住める。

正正堂堂(せいせいどうどう)

卑怯でないこと。正正堂堂と商売しないとステークホルダーが去っていく。また卑怯な事ばかり考えているとストレスが溜まったり、自己嫌悪に陥ったりして自分自身が疲れてしまうのでお勧めしない。

青天白日(せいてんはくじつ)

潔白なこと。青天白日な商売が成功のカギ。

清廉潔白(せいれんけっぱく)

潔白なこと。清廉潔白な商売が成功のカギ。

切磋琢磨(せっさたくま)

励まし合って努力すること。独立起業を目指すあなたは、成功に向かって黙々と努力する必要があるが、そのやる気の維持、向上のために、同士の集まりに参加する事が有効な場合がある。

絶体絶命(ぜったいぜつめい)

避ける事の出来ない厳しい状況のこと。

浅学非才(せんがくひさい)

知識も才能も無いこと。

千客万来(せんきゃくばんらい)

店が繁盛すること。成功者はいつも千客万来だ。

先見の明がある(せんけんのめいがある)

未来を見据える力があること。先見の明がある人は、為替や株の長期投資で成功するだろう。

善後策(ぜんごさく)

後始末の方法のこと。手厚いアフターフォローでリピーターを増やせ。

千載一遇(せんざいいちぐう)

めったに無い機会のこと。勝機は急にやってくるため、いつでもものにできるように準備せよ。

千差万別(せんさばんべつ)

違うものが大量にあること。

戦戦恐恐(せんせんきょうきょう)

恐れること。

前代未聞(ぜんだいみもん)

珍しい出来事のこと。

栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)

成功者は幼い頃から優れていること。これは当てにならない。幼いころ劣っていた東大生もいれば、幼い頃1番でも大学に受からない者もいれば、中卒で成功する者もいるし、東大卒の貧乏もいる。また、今貧乏でも将来貧乏かは分からないし、今金持ちでも将来金持ちかは分からない。すなわち今後のあなたの行動で人生は変えられる。

全知全能(ぜんちぜんのう)

なんでも知っていて、なんでも出来ること。全知全能な人間は存在しない。あなたが成功したいなら全知全能を目指すべきではない。あなたの商売に直接関係するノウハウを身に着ける事に集中し、他の事は、できる人にやってもらうという考えが成功への近道だ。

前途洋洋(ぜんとようよう)

将来が明るいこと。

善男善女(ぜんなんぜんにょ)

仏教信者のこと。

善は急げ(ぜんはいそげ)

良い事はすぐ行えという事。馬には乗ってみよ、人には添うてみよも見よ。

千変万化(せんぺんばんか)

いろいろ変わること。

前門の虎後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ)

乗り越えるべき壁が1つでないこと。成功には複数の壁を乗り越えていく必要がある。順々に乗り越えていこう。

象牙の塔(ぞうげのとう)

研究室などの閉鎖社会のこと。

率先垂範(そっせんすいはん)

人がやりたがらない事を率先して行うこと。これはあなたが成功するためにどんな商売をやろうか迷った時のヒントだ。すなわち人がやりたがらない事を代行する商売をすれば客が殺到するだろう。

袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)

運命は前世の行動で全て決まっているということ。

大海の一滴(たいかいのいってき)

小さいこと。

大器晩成(たいきばんせい)

大物は年を取ってから成功するということ。しかし、あまり年を取ってから成功しても喜びは半減してしまうだろう。できれば若いうちに成功したいものだ。少年老い易く学成りがたしも見よ。

太鼓判(たいこばん)

保証のこと。太鼓判が付くと商品は売れる。

大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)

大騒ぎしたが結果は小さいこと。針小棒大も見よ。

泰然自若(たいぜんじじゃく)

落ち着いていること。酔生夢死も見よ。

大胆不敵(だいたんふてき)

度胸があること。脱サラはリスクを伴うため度胸が必要だ。しかし最大のリスクはリスクを取らない事だ。成功したいならリスクを取る度胸をつけよ。

大同小異(だいどうしょうい)

大差ないこと。

高嶺の花(たかねのはな)

遠い存在のこと。出藍の誉れも見よ。

蛸󠄀は身を食う(たこはみをくう)

資産を取り崩すこと。資産とは、土地、設備、従業員などの、あなたが収入を得るために必要なものの事。資産を取り崩すと収入が途絶えるため好ましくない。

他山の石(たざんのいし)

人の行動は学びになるという事。軌を一にするも見よ。

多士済済(たしせいせい)

優れた人が多いこと。会社の成長にとって好ましい状況だ。

蛇足(だそく)

余計なこと。寝た子を起こすも見よ。

畳の上の怪我(たたみのうえのけが)

急に災難があること。備えをせよ。備えとは資産の分散すなわち収入源の分散すなわち事業の多角化やインデックス投資だ。

立つ鳥後を濁さず(たつとりあとをにごさず)

後始末してから去ること。今の会社は、あなたが独立した時に大事な取引先になるかもしれないし、今の上司、同僚、部下は、大事な客になるかもしれないため、円満退社せよ。

棚からぼたもち(たなからぼたもち)

良い事が起こること。時節到来も見よ。

短気は損気(たんきはそんき)

気が短いと損だという事。しかし短気は社長に重要な素質だ。短気とは、従業員がサボっているときに感じる怒りの事で、あなたが指示しなくても、会社の利益を考えて自ら行動する従業員を育てる原動力になるものだ。IT用語の短気も見よ。

単純明快(たんじゅんめいかい)

簡単なこと。分かりやすいこと。単純明快な商品を取り扱うべし。使い方が難しかったり、良く分からない商品は売りにくいから。

単刀直入(たんとうちょくにゅう)

前置きなく本題に入ること。必要最小限の会話で目的が達成でき理想的だが、場合による。しかし、あまり前置きが長いと、本題に入るころには集中力が途切れてしまうため、バランスが大事。

短兵急(たんぺいきゅう)

急に行動すること。

竹馬の友(ちくばのとも)

幼なじみの事。

朝三暮四(ちょうさんぼし)

方法は違うが結果は同じであること。結果が同じなら簡単な方法を選択せよ。簡単とは、ここでは早くできる事、安くできる事を指す。しかし早くても高すぎたり、逆に安くても遅すぎる方法は好ましくない。バランスが大事。

頂門の一針(ちょうもんのいっしん)

欠点を注意すること。

塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)

継続すれば成功するということ。臥薪嘗胆も見よ。

沈思黙考(ちんしもっこう)

黙って深く考えること。

津津浦浦(つつうらうら)

全国各地のこと。インターネットを使えば、あなたの商品を全国各地、場合によっては海外にも売ることができる。

手が上がる(てがあがる)

上達すること。七転八起も見よ。

手が早い(てがはやい)

すぐ女と寝ること。これは色んなリスクをはらんでいて成功を遠ざける行為だ。しかし、そんな事は分かっていても体が言う事を聞かないから困るのだ。1度イタイ目(人生を一変させる大損害)に合うしか無いかもしれない。とにかく理性を全力で維持せよ。

適材適所(てきざいてきしょ)

適切な人材配置のこと。組織の生産性を上げるには各個の得意分野を見極めて、それが最も活かせる仕事を分担させるのが好ましい。

敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)

目的は別にあること。なぜ客を大切にする事が重要なのか。それは、あなたが成功するためだ。情けは人のためならずも見よ。

徹頭徹尾(てっとうてつび)

最後まで貫くこと。主張を変えない事は重要だ。さもなくば今まであなたに賛同してついてきた客が去っていく。

手に乗る(てにのる)

思い通りに行動させられること。手練手管も見よ。

手練手管(てれんてくだ)

あの手この手で人を思い通りに行動させること。あなたの商品を買ってもらうには、客の心を動かし行動させる必要がある。これは成功のために重要な事だが、もちろんだますのはダメ。

手を下す(てをくだす)

自分でやること。八面六臂も見よ。

天衣無縫(てんいむほう)

不自然でないこと。

天真爛漫(てんしんらんまん)

無邪気で明るいこと。

転石苔を生ぜず(てんせきこけをしょうぜず)

行動せよという事。特に商売では、世の中の動向に注目し、供給に比べて、需要が増えた事業への参入と、需要が減った事業からの撤退を、積極的に行う事が売上を伸ばすカギとなる。

点滴石をうがつ(てんてきいしをうがつ)

継続すれば成功するということ。臥薪嘗胆も見よ。

天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく)

人に頼らずに努力すると天が助けてくれるという事。しかし天に助けを願うより、人に頼った方が成功は早い。すなわち難しい事はプロに依頼せよ。

同工異曲(どうこういきょく)

見た目は違うが内容は同じこと。これに気づけるようになると成功に一歩近づく。

東奔西走(とうほんせいそう)

あちこち走り回ること。脱サラ起業に成功したあなたの店は大繁盛で大忙し。次の目標は、あなたが現場に行かなくても回るようにする事だ。

時は金なり(ときはかねなり)

時間は大切ということ。タイムイズマネー。時間を寿命と考えよ。すなわち1時間過ごす事は寿命を1時間消費する事だ。だから本当は、時は金より大切だ。金は増やせるが寿命は増やせない。金で時間を買うという言葉があるが、これはお金を支払う事で時間を節約し、その結果として使える時間を増やすという事。例えば大阪に行くには、休まず歩いても5日以上かかる。ここで大阪に2時間で行ける2万円の切符を買う事は、すなわち2万円で120時間という時間を買うという事ができる。要するに、あなたの時間を節約するためにお金を惜しまず使うべし。

独立独歩(どくりつどっぽ)

自分で決断して行動すること。あなたが幸せになるために必要な考え方。人生の重大な岐路に立ったとき、家族や友人に反対されたとしても、あなたの信じた道を進むべきだ。そうすれば、たとえあなたの選択が間違っていたとしても納得できるし、成長できる。

鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)

平凡な親が優れた子を産むこと。しかし成功に親の能力は関係ない。もっと言うと、学校の勉強が出来なくても成功はできる。必要なのは、成功に必要な学びと実践だけだ。

とらぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)

不確かな利益を当てにすること。これは好ましくない。逆に確かな利益を当てにするのは、商売が加速するため好ましい。

虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)

実力者に頼って威張ること。実力者を頼れば、あなたの商売を加速する事ができる。

虎の尾を踏む(とらのおをふむ)

危ないこと

鳥は古巣に帰る(とりはふるすにかえる)

故郷は忘れられないということ。

内憂外患(ないゆうがいかん)

悩みが多いこと。しかし悩んでも解決しない。悩みは行動で解決せよ。

泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)

不幸が重なること。一陽来復も見よ。

無くて七癖(なくてななくせ)

誰でもいくつか癖があるという事。しかし、あなたの商売に悪影響を与える、または、なくすことで成長を加速させられる癖は直すべきだ。

情けは人のためならず(なさけはひとのためならず)

人に親切にすると良い事が起こるということ。成功のカギは客を大切にする事だ。因果応報も見よ

習うより慣れよ(ならうよりなれよ)

教えてもらうより、やった方が身につくという事。これは成功に必要な考えだ。例えば分厚いスマホの説明書を1か月かけて読まなくても、スマホに触れば1日で使えるようになる。しかし何も分からず、いきなり商売を始めるのは危険なので、少しは学ぶべし。だから厳密には、学びも重要だが、行動はもっと重要という事。すなわち、少し学んで、たくさん行動せよ。

難攻不落(なんこうふらく)

難しいこと。

南船北馬(なんせんほくば)

忙しく動き回ること。

二階から目薬(にかいからめぐすり)

うまくいかない事。そういう時は、もっと良いやり方がないか考えよ。

二束三文(にそくさんもん)

価値がないこと。

日進月歩(にっしんげっぽ)

絶えず進歩すること。世の中の科学技術はどんどん進歩し、常識もどんどん変わっていく。あなたの商売が廃れないよう、世間の動向をチェックせよ。

糠に釘(ぬかにくぎ)

効果がないこと。

盗人を捕らえて縄をなう(ぬすびとをとらえてなわをなう)

事が起こってから準備すること。千載一遇も見よ。

猫に小判(ねこにこばん)

高価なものでも人によってはゴミであること。逆に、ある人にとってはゴミでも、別のある人にとっては宝になる事もある。だから売れないからといって安易に値下げするのはよろしくない。

寝た子を起こす(ねたこをおこす)

余計な事をして問題を起こすこと。しかし余計な事かどうかは、やってみなければ分からない。成功するには自分の考えを信じる事も重要だ。

年功序列(ねんこうじょれつ)

年を取るほど昇進、昇給する伝統的な日本企業の人事制度のこと。この考えは企業の成長、社員の成長を妨げる原因となるため、参考にすべきでない考え方。年功序列の強い会社では、頑張っても頑張らなくても給料が変わらないため、社員はやる気をそがれ成長しにくい。すなわちその企業は成長しにくくなる。しかしながら年長者の持つ豊富な知識、経験が会社に貢献することもあるため、一概に否定もできない。あなたが社長になった場合には、年長者を尊重してモラルを保ちつつも、成果も重視する評価をすることが会社の成長のために重要。

背水の陣(はいすいのじん)

決死すること。成功したいなら背水の陣を敷くべし。

破顔一笑(はがんいっしょう)

ほほえむこと。

馬脚をあらわす(ばきゃくをあらわす)

隠し事がバレること。

薄志弱行(はくしじゃっこう)

意志が弱いこと。これは成功が遠のく。成功したいなら、他人に反対されても自分の意思を曲げるな。例えば、会社を辞めて自営業をやると決めたなら、たとえ家族や友人に引き止められても、引き返してはいけない。

博覧強記(はくらんきょうき)

色々学び、知識が豊富なこと。しかし成功したいなら、そろそろ行動すべし。早合点も見よ。

馬耳東風(ばじとうふう)

批判されても気にしないこと。あなたの精神を安定させるために重要な考え。あなたが成功しだすと、あなたの事を悪く言う人が出てくるだろう。世の中には色んな人がいるため、あなたがどんなに良い事をしても、10人中1人はあなたの事を良く思っていないものである。逆に9人もの人があなたを支持しているのだから、喜ばしい事である。どうしても批判されたくないなら、顔も名前も公表せずに、裏でひっそりと成功するしかない。

八面六臂(はちめんろっぴ)

一人で何でもやること。才能の固まりのような人の事を言うが、あなたが成功者となって人の上に立つ場合には、一人で何でもやることは控えるべきである。あなたは、あなたにしか出来ない仕事を行い、その他は部下に任せる事が、組織全体の生産性向上につながる。

八方美人(はっぽうびじん)

誰とでも愛想良く付き合うこと。あなたの商品を、好みが180度違う2人の客両方に売るのは難しい。まずは、あなたと好みが近い人向けの商品を作って、それが軌道に乗ったら、徐々に好みが近い順に客を増やしていこう。

鼻であしらう(はなであしらう)

相手にしないこと。

鼻にかける(はなにかける)

自慢すること。需要がある商品のヒント：人に自慢できる物。

鼻につく(はなにつく)

気に入らないこと。

歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)

思ったままを言うこと。思っていない事を言うよりマシだが、世の中には言ってはいけない事もある。

早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)

朝早く起きると少し得するという事。

早合点(はやがてん)

話の途中で分かったつもりになること。成功者は早合点が多い。すなわち学びの途中で行動を開始し、学びと行動を同時進行で行い、学びが終わるころには成功を掴んでいる。行動には学びを加速する働きがある。

波瀾万丈(はらんばんじょう)

変化が激しいこと。世の中の変化は激しいため、あなたの商売がいつまで通用するか不透明である。世の中の変化に合わせて、あなたの商売を柔軟に対応させていったり、今の商売が繁盛しているうちに第二第三の商売の準備を着々と進めていく事が、将来への備えになるだろう。

罵詈雑言(ばりぞうごん)

罵ること。

半信半疑(はんしんはんぎ)

信じて良いか迷うこと。

膝を打つ(ひざをうつ)

思いつくこと。まだ誰もやった事がない儲かる商売を思いついた場合には、それは本当に誰もやった事がない商売か、または何人も挑戦したが需要が無く、話題にならなかっただけか、考えるべし。驚天動地も見よ。

膝を折る(ひざをおる)

服従すること。虚心坦懐も見よ。

一筋縄ではいかない(ひとすじなわではいかない)

難しいこと。

人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)

噂は長く続かない。良い噂は商売を加速させ、悪い噂は減速させる。だから良い噂は長く続かせたいし、悪い噂は早く収まらせたい。そのために良い商売を続ける事は有効だ。

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)

人に害を与えれば自分も害を受けること。人に害を与えても何の利益も得られないどころか、疲れるし、時間ももったいない。これは大きな損害である。時は金なりも見よ。

百戦練磨(ひゃくせんれんま)

経験を積んで鍛えられていること。七転八起も見よ。

百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

聞くより見るほうが分かるということ。一つの目は二つの耳より真実を見いだす。しかし、聞くだけ、見るだけよりも、聞いてかつ見ればもっと分かる。

百鬼夜行(ひゃっきやこう)

悪人どもが荒らしまわること。

百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)

予想が全て当たること。

瓢箪から駒(ひょうたんからこま)

予想外なこと。

表裏一体(ひょうりいったい)

見た目と性格が同じこと。

無愛想(ぶあいそう)

そっけないこと。

風光明媚(ふうこうめいび)

眺めが良いこと。

風前の灯(ふうぜんのともしび)

死にそうなこと。

覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)

起きた事は無くせないこと。後悔先に立たずも見よ。

不言実行(ふげんじっこう)

あれこれ言わず行動すること。「脱サラして私は成功する」とか声高に宣言すると馬鹿にされたり、反対されたりするため、黙って着々と準備せよ。しかし宣言する事で退路を断つ「有言実行」という考えの方が、実は早く成功できたりする。

不祥事(ふしょうじ)

信頼を失う出来事のこと。不祥事を気にするようになったら、あなたは成功者だ。

不肖の息子(ふしょうのむすこ)

親に似ない愚かな息子のこと。あなたが愚かなのは単に努力が足りないだけかもしれない。努力すれば親を抜く事も十分可能だ。

豚に真珠(ぶたにしんじゅ)

高価なものでも人によってはゴミであること。猫に小判を見よ。

不撓不屈(ふとうふくつ)

困難にくじけないこと。成功者に必要な考え。この考えを持ち続ければ、いつか成功する。

不如意(ふにょい)

家計が苦しいこと。

不文律(ふぶんりつ)

明言されていない規則のこと。不文律は有って無いようなものだ。規則は明言しよう。

降ればどしゃ降り(ふればどしゃぶり)

不幸が重なること。一陽来復も見よ。

付和雷同(ふわらいどう)

自分の意見を持たず、他人に流されること。あなたが成功するために排除すべきことである。しかし成功したいと思った段階で、あなたは立派な意見を持ったと言える。しかし教えを乞う時は、逆にあなたの意見は引っ込めた方が良い。虚心坦懐も見よ。

雰囲気(ふんいき)

場の感じのこと

粉骨砕身(ふんこつさいしん)

全力を尽くすこと。成功のために重要な考えだが、適度に休憩せよ。世の中には何日も徹夜で作業して早々に成功する猛者もいるが、過労で体調を崩したら逆に成功は遅れる。こればかりは体と相談だ。

平穏無事(へいおんぶじ)

穏やかなこと。

片言隻語(へんげんせきご)

ひと言。

判官びいき(ほうがんびいき)

弱者に同情すること。

傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

周囲を気にせず騒いだり身勝手な行動をすること。

抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)

腹を抱えて笑うこと。

棒ほど願うて針ほど叶う(ぼうほどねごうてはりほどかなう)

願いはほとんど叶わないこと。願うだけでは成功できない。すなわち行動せよ。

仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)

優しい人も嫌な事をされ続ければ怒るということ。

馬子にも衣裳(まごにもいしょう)

見た目が大事という事。中身が悪くても見た目が良ければ売れる。逆に中身が良くても見た目が悪ければ売れない。しかし悪いものを売るとその後が大変だ。すなわち中身も大事。羊頭狗肉も見よ。

耳が早い(みみがはやい)

新しい情報を素早く入手すること。日進月歩も見よ。

耳に逆らう(みみにさからう)

耳障りなこと。

耳を揃える(みみをそろえる)

必要な金額を用意すること。必要な金額を用意しなくても物を買う事は出来る。すなわち分割払いやローン(借金)を利用する事だ。借金する事で利益が増えるなら積極的に借金せよ。利益が見込める商売なら銀行は喜んで貸してくれる。

無邪気(むじゃき)

深い考えが無いこと。軌を一にするも見よ。

無造作(むぞうさ)

簡単なこと。

無頓着(むとんちゃく)

こだわらないこと。あなたが抱える課題は2種類ある。すなわち成功のために解決しなければならない課題と、成功にとって重要でない課題だ。後者にどれだけ無頓着になるかで成功までの年月が決まる。

明鏡止水(めいきょうしすい)

澄んだ心のこと。

目がない(めがない)

好き。

目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)

理解できるようになる事。成功したいなら商売のノウハウを学ぶべし。

目から鼻に抜ける(めからはなにぬける)

頭の回転が速く、ミスもしないこと。

目をかける(めをかける)

ひいきする事。客をひいきしてリピーターを増やすべし。火中の栗を拾うも見よ。

孟母三遷(もうぼさんせん)

子供は周囲の影響を受けやすいため、環境で教育の良し悪しが決まること。子供の頃に接した人の考えや習慣が、良くも悪くもその後の人格形成に影響を与える。

物見遊山(ものみゆさん)

見物や遊びに行くこと。

門外漢(もんがいかん)

その分野の専門でない人のこと。なんでも自社でやる必要は無い。あなたの会社の苦手分野は専門家に委託せよ。

安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)

安物を買うと損するということ。安い品物は財布を空っぽにする。成功したいなら自己投資をケチるな。自己投資の度合いにより、あなたの成功が1年後になるか、10年後になるか、50年後になるか決まる。

有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる)

素晴らしい結果を残すこと。終わりよければすべてよしも見よ。

優柔不断(ゆうじゅうふだん)

決断が遅いこと。なかなか決断できない時は、まず決断が遅れる事による損害と、決断を間違える事による損害を比較せよ。決断が遅れる事による損害が大きいならコインを投げて決めよ。決断を間違える事による損害が大きいなら、それは考えて答えが出る問題かによる。答えが出ない問題ならやはりコイントスだ。答えが出る問題なら考えるしかない。

有職故実(ゆうそくこじつ)

昔からの行事や儀式の決まりのこと。

悠悠自適(ゆうゆうじてき)

世間に左右されず自由に暮らすこと。成功すれば、目覚まし時計、ネクタイ、満員電車、パワハラ上司、全ておさらばだ。

油断大敵(ゆだんたいてき)

注意しないと失敗するということ。

羊頭狗肉(ようとうくにく)

見かけを良くして、粗悪な物を売ること。あなたが成功するために排除すべき考え。変な商品を売りつけると、苦情や返品が発生し、かえって損する事になるし、そこまでいかなくとも、その客は二度とあなたの店に来てくれないだろう。変なうわさも広まるだろうし、あなたの商売は失敗だ。

余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)

落ち着いていること。普段からコツコツと準備していけば焦らずに済む。

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

疑われる事はしないこと。信用は商売繁盛のカギだ。疑心暗鬼も見よ。

離合集散(りごうしゅうさん)

会ったり別れたりすること。人に会って現物を確認したり、一人で作業に集中したり、効率的に仕事せよ。

流言飛語(りゅうげんひご)

いい加減なうわさの事。インターネットの情報は流言飛語も多い。その情報を信用すべきかは、その情報が誤りだった場合にどれだけ損するかで判断せよ。つまり、その情報が誤りだったとしても特に損しないなら、素直に信用すれば良いし、その情報が誤りだった場合に大損するなら、4大媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)で確認するなど、その信ぴょう性を調査せよ。

竜頭蛇尾(りゅうとうだび)

初めだけ勢いが良いこと。人間の集中力は、そう長く続かない。解決策は・・・私も教えてほしい。

良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

忠告はその人のためになるが聞くのはつらいという事。あなたの忠告に素直に従わせたいなら、まずそれまでの努力を肯定し、そのうえで理由を示しながら、より良い改善点を論理的に述べよ。

理路整然(りろせいぜん)

話や文章がきれいにまとまっていて分かりやすいこと。商売のカギは客に分かりやすい説明が出来るかだ。

臨機応変(りんきおうへん)

状況によって対応を変える事。成功者に必要な考えの一つ。例えば客の注文内容が微妙に現場の運用にそぐわないと判明した場合には、納品は一時中断、早急に報告して、その段階で取りうる最良の軌道修正案を示せれば、損害を最小限に抑えることにつながる。

類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)

似た者は仲良くなるということ。同じ羽毛の鳥はおのずからいっしょに集まる。しかし仲良しが組んで成功する例はまれだ。なぜなら一方が足を引っ張ったり、途中で意見が割れて進捗が滞ったりして、白紙に戻そうという話になるからだ。よって、まずは一人で成功を目指す事をお勧めする。

老若男女(ろうにゃくなんにょ)

全ての人ということ。商売で全ての人をターゲットにすると成功は難しい。人には色んな好みがあるからだ。簡単なのは、あなたと好みが似ている人をターゲットにする事だ。彼らなら、あなたの商品を喜んで何回も買ってくれるだろう。

ローマは一日にしてならず(ろーまはいちにちにしてならず)

成功には継続が必要という事。臥薪嘗胆も見よ。

和敬清寂(わけいせいじゃく)

茶道で主人と客が互いに心を和らげて敬い、その場の雰囲気を良くすること。商売でも、客を敬えば両者の関係が良くなり、客はあなたから買いたくなる。

和魂洋才(わこんようさい)

日本の伝統を残しつつ海外の技術を取り入れること。

禍い転じて福となる(わざわいてんじてふくとなる)

失敗から学び、成功すること。失敗は成功のもとも見よ。